自分で自分にダメだと思うのはまだいいけれど、誰かに思わされるのは、本当にしんどい。(本文より)
最っ高の盛り上がりで楽しませてくれた
『スターゲイザー』著者の6月に出た本。
性格的にも生活面でも一人立ちが難しい
主人公が急な出来事で窮地に立たされて
外の世界に踏み出していくストーリーだ。
彼女のダメっぷりに共感しまくったわ~。
で、その分だけ後の展開にのめりこめた。
終盤なんてグッと拳を握りしめたもんよ。
なにせ助けられる存在からの脱皮が激熱。
年齢や立場を超えて人と関係を築く尊さ、
これがビシバシ響いてくる物語なんだな。
素材文適性ではゲーセンが舞台の場面か。
場所的に問題文向きじゃないっぽいけど
小学生との交流にほんのりと素材感あり。
難易度はやや難といったレベルになるよ。
以下、マイレビューの書き出しより抜粋。
主人公は実家でぬくぬく暮らしてきた気弱な30歳。
親の死で突然の生活の変化に見舞われ、戸惑いの淵をさまよう彼女が、さびしさを乗り越えて自立していくさまを描いた作品です。
動き出してからの人の輪の広がりが心地いいですね~。
序盤で溜まる“あの人”へのストレスがパァーっと吹き飛んでゆく爽快さも魅力でしたよ。

僕は、人と深い関係を結ぶ際において大切なのは、その人に何をしてもらいたいかではなく、何をしてあげたいかだと考えています。(本文より)