みんなとわたしのあいだには、透明で厚い壁がある。(本文より)
2025年の中学入試で『要の台所』が
少なくとも4校で出てる落合由佳先生の
来月終わり頃に発売される注目作品だよ。
家庭の事情が理由で普通に生きられない
主人公のやるせなさが響きまくる一冊だ。
障碍にまつわる葛藤ってのが刺さってよ、
みんなが自分自身の人生を大切にできる
世の中にしないとダメだと実感したわ~。
これは大人世代にも触れてほしい話だわ。
入試問題に使えそうなシーンは結構ある。
担任との進路話や、母への打ち明け話や、
障碍児に怒る友人との対話などがよさげ。
まぁ、試験に出る出ないは置いておいて
友情にまつわる気づきは重要だろうな?
難易度はここで紹介している中では普通。
以下は俺のレビューの前半部分になるよ。
家族に障害のある子どもがいることでよその子と違う生き方を強いられる「きょうだい児」。
そんな彼らの激しい葛藤がダイレクトに突き刺さりました。
主人公は双子の姉に知的障害がある少女。
親の期待を背負い、自分を犠牲にしてでも姉を支えていた彼女が、運命的な出会いをきっかけに生き方を見つめ直していくストーリーです。
家でも学校でも気が抜けない毎日・・・
これはもう一つのヤングケアラーの物語ですね。
親の関心が自分に向かない寂しさ、家庭で期待される役割の重さ、そして世間の無理解といった幼い肩にのしかかるには過酷すぎる現実に震えがきましたよ。

からかわれたりばかにされたりすんのも、妙にやさしくされたりすんのも、どっちもめんどくさいよな。ふつーにしてくれよって感じ。(本文より)