いまは自分にある力をすべてかき集め、あの子の夢を応援したい。(本文より)
入試頻出作家の先月発売された作品だよ。
医療小説、家族小説、受験小説などなど
多彩な側面をもった充実の一冊なんだな。
精一杯生きる母子の姿が胸を打ちまくる
もの凄いドラマに満ちたストーリーだわ。
しかも広く社会に訴えかける要素がある。
人の終末期の在り方に一石を投じるんだ。
このリアリティは著者が看護師でもある
ことと深く関わっていることは確実だよ。
難関を目指す息子の受験も胸アツだった。
大人向けであって難易度はやはり難しい。
以下、マイレビューの要約バージョンだ。
人間愛の深さが胸に沁み込む物語。
”看護師”藤岡陽子先生にしか描けない、命と向き合う現場の圧倒的なリアリティを感じました。
息子と出戻って看護師として働くことになった主人公の人生は、成長した子供の進路問題や降りかかる試練などもあり前途多難。
それでも彼女は周囲に支えられて、迷いながら着実に歩みを進めます。
ともに働く医師の人となりが際立っていますね~。
いい意味でマセてる息子の振る舞いにも、尊敬に似た感情を抱きましたよ。
まっすぐに育った彼はガチで見守りたくなる存在。
主人公は母として、女として、どんな決断に至るのか?
このドラマは見逃せない!

他の受験生に比べると出遅れてるからな。エリートウサギに追いつくには、カメはスピードを出し過ぎて空中に浮くくらいの速さで走らないと。(本文より)