毎年ぼくは、夏休みの終わりは作文に泣かされる。だって書くことがないんだもの。ところが、今年はちがった。(本文より)
たまに入試で見る作家の10月に出た本。
行き当たりバッチリってソラモリさんの
言葉を地で行くような父親に連れられて
小5男子がワクワクするような旅に出る。
暇すぎるから夏休みが嫌いだった少年が
二人旅のなかで喜びにあふれていくんだ。
実話ベースゆえ響いてくるものが大だわ。
これを読めば韓国に行きたくなるかもな。
旅の描写もいいが帰ってからも尚いいよ。
平易なので小5なら無理なく読めそうだ。
以下、参考までに俺の感想を載せておく。
主人公は飲食店を切り盛りする家の小学五年生。
家業ゆえ親と旅行にも行けなかった彼が、思わぬ流れから計画性ゼロの父子ふたり旅へ飛び立ちます。
韓国の魅力がギュッと詰まった旅行記でした!
訳ありの貧乏旅行には、有名な観光地をめぐるのとはまるで違う新鮮さに溢れていましたよ。
現地の風物や食もいいのですが、何より素晴らしかったのは、やはり出会い。
少年の浮き立つ気持ちがじかに伝わってきましたから。
両国の哀しい過去をスルーしないところにも好感が持てる一冊でした。

旅は行きあたりばったりが基本。きっちり計画どおりの旅なんて、面白くもなんともないぞ。(本文より)