・・・あの、おれ別に中学受験とかしないですけど。(本文より)
物語を読むことで国語力が補強される本。
こんなに楽しい参考書はないと思うな~。
きわめて基礎的な話に絞ってあるんだが
それでも国語が苦手な子は目から鱗かも。
物語ゆえの伝わりやすさってあるからよ。
点数アップ!みたいな矮小な話に限らず
人生の大事な場面で役立つ気づきもある。
かなり平易で小4でも読めそうなんだが
年代を問わず役立つ知恵を含んでるんだ。
軽い気持ちで読み始めて度肝を抜かれた。
素材文適性は第三話終盤の教えを生かし
転校生と関わる部分にほんのりあるかな。
四話終盤の夢に近づく方法を語る場面も
ちょっと問題文に使えるかもしれないよ。
以下、目から鱗ポロポロした俺の感想だ。
物語形式の国語の参考書としても魅力十分なのですが、一生役立つエッセンスまで盛り込まれていますよ。
それぞれに悩みを抱える六年生たちが、クセ強の塾講師との出会いをきっかけに気づきをもらうという連作短編集です。
やる気がなかったり、どうしていいかわからなかった子どもたちが、前向きになっていく流れがいいですね~。
何も強制せずに、ここぞという瞬間にそっと背中を押す先生の姿勢が魅力的なんです。
悩みごとは成長の機会だからある程度あっていいという言葉は、大人の私にも刺さりましたよ。
スモールステップで夢に近づこうという話も素敵。
なんたる尊さの凝縮っぷり!

小説文の心情理解の問題を解くためには、ちょっとしたコツがあるのさ。(本文より)