中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

自分史上最高の場所へ『ナカスイ!海なし県の水産列車』(村崎 なぎこ)

「やらなきゃ」フェンスの金網にしがみつくように、よろよろと立ち上がった。(本文より)

 

一作目が聖光学院で出ているシリーズの

第三弾にして完結編という触れ込みの本。

 

発売は2024年11月ゆえ今期入試で

出てくる可能性が微妙にあるかもですわ。

 

自分では無個性だと思い込んでる少女の

高2~高3の生活が描かれた物語になる。

 

何もかもが普通の高校と違う学校生活は

読者の好奇心を刺激すること間違いなし。

 

カヌーのゴールシーンとかマジ震えたよ。

その後のビシッとした挨拶も泣けるんだ。

 

嗚呼、へなちょこだった子が立派にって。

 

難易度はやや難寄りの普通というレベル。

以下、主人公の幸せを祈りつつ書いたよ。

 

”普通”の申し子だった主人公が今作では大きく脱皮します。

 

舞台は何もかもが特別な水産高校。

毎年なにかを成し遂げてきた少女が思いきった立場へ身を投じ、常識の枠を飛び越え、驚くようなチャレンジに邁進します。

 

自信のない主人公が本気で変わろうとするさまがいいですね~。

周囲のフォローにも込み上げてくるものがありました。

 

そして今作では食の魅力もパワーアップ!

 

個性派過ぎて面白い先生や、これまた愉快な仲間たちに囲まれた唯一無二の青春、味わわないでどうする?

 

『ナカスイ!海なし県の水産列車』感想・レビュー

 

受験パートあり(2024/11発売)

 

そうだ、見送るだけじゃダメ。私も出航するんだ。この弱い自分から抜け出して旅を続ければ・・・夢見た世界が待っている。(本文より)