中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

思考の幅を広げてくれる『図書だよりとひみつのノート』(赤羽 じゅんこ)

うーん。話したって、陶子にはわかんないよ。なんでもおかあさんにやってもらえるんだから。(本文より)


これは超のつく優良作品だと感じたな~。

 

親友と交換日記をしている小6の女子が

すれ違いを経て視野を一段と広げていく。


一言でいうならこんなストーリーになる。


友情の移ろいの中に学び要素がたっぷり。

これはおそらく学校生活にも役立つかと。


しかも、障害に対する意識も変えられる。


素材文適性はかなりあると俺は感じたよ。


大人が語る友だちの秘訣で心が軽くなる

あたりなんかは特に問題文に良いかも?

手つなぎや明日の約束パートもアリかな。


平易だし高学年の模試にも使えそうかと。


以下、激押しな本作へのマイレビューだ。

 

文句なしに優良図書。

 

主人公は本好きの六年生です。

図書だより作りにのめり込む彼女が、周囲とのさまざまな関わりを通じて、広く伝えるうえで欠かせない姿勢を学んでいきます。

 

友だち関係に役立つエピソードが溢れていますね。

ときにはあえて距離を詰めず、時間を置いたほうがいいこともあるというくだりにはハッとさせられました。

 

実在する素敵な作品がたっぷり紹介されているところも見どころ。

障害への考え方や向き合い方にもストンと腑に落ちるものがありましたよ。

 

主人公の心に宿った夢は応援せずにいられない!

 

『図書だよりとひみつのノート』感想・レビュー

 

安心して子どもに手渡せる(2025/9発売)


障害って、まわりの人がかわいそうと思えば障害だけど、その人の個性だって思えば、その人らしさなの。(本文より)