中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

謎めく心を解き明かす『双子のピアノ』(倉本 由布)

なにか変なことが起きているよな?あれ、夢じゃないよな?(本文より)

 

かつて作られていたという二重奏専用の

ピアノと双子の兄妹をめぐるストーリー。

 

9月に発売されたSF要素のある作品だ。

 

葛藤のあまり自分を見失ってた五年生が

自分の生き方を見出していくって話だよ。

 

二人の奏者が向かい合って弾くっていう

デュオ・ピアノなんてものがあるんだな。

 

ニッチ過ぎて生産中止になったそうだが

実際に演奏する場面を見てみたくなった。

 

エモいってエモーショナルが元だろうと

思っていたが得も言われぬが語源だって

説もあるってこの作品で教えられたわ~。

 

難易度は平易なので小4あたりからOK。

以下、マイレビューのさわりを付けたよ。

 

ふんわり漂うふしぎな香りを感じられるストーリー。

 

主人公は双子のピアノきょうだいの妹のほうです。

天才の兄への劣等感にさいなまされる彼女が、ユニークなデュオ・ピアノにのめりこんだことをきっかけに、新たな生き方への一歩を踏み出します。

 

気ままでやさしい兄のキャラが最高!

印象的だったのは、嫉妬心が思わぬ結果を生み出す終盤のエピソードですね。

 

『双子のピアノ』感想・レビュー

 

少年の決意も刺さる(2025/9)

 

でも、僕はがんばる。がんばったという事実は、のちに何かを生み出し、僕に大きなものを授けてくれる。(本文より)