そこの店主はちょっと変わっているらしい。でも、そのひとに会うと幸運がもたらされるんだって。(本文より)
ちょっとしたSFの遊び心にぐっとくる
2024年12月に発売された作品だわ。
舞台はカフェではない一風変わった場所。
大きな店主が子どもを中心とした来客に
おあつらえ向きのナニカを味わわせるよ。
かつて救われた記憶が宝物のようという
大人エピソードも複数あって多彩だな~。
特に印象的だったのは高校時代の金言を
悩んでいる後輩に受け継いでゆくいい話。
恩返しならぬ恩送りが心に沁みるんだわ。
難易度は普通なので割と読みやすいかと。
以下はレビューのパーシャルバージョン。
不思議な余韻に浸れるストーリーでした!
人生の道に迷った人々が、思いがけぬ出会いと謎めいた体験をきっかけに、ふんわり救われていきます。
う~ん、つらいときに「泣いていいのです」とか言われたらヤバそう。
これは悩める読者を助けてくれそうな物語ですね。
好きな言葉はたくさんあるのですが、苦しみこそが磨いてくれるという趣旨のセリフが一番好きですね。

だって考えてごらんなさいな。楽しいことばかりだったら、それが当たり前になっちゃって、ありがたみがないじゃないの。(本文より)