ほんと成瀬さんと一緒だと思いがけないことが起こるよね。(本文より)
12月に出た成瀬シリーズの最終巻だよ。
成瀬の強烈な個性にあてられた人びとが
影響を受けまくるというお約束の展開に
いかにも終幕らしいエピソードが加わる。
京大生らの新たな変人たちが躍動するし
懐かしい面々も出て盛り上げてくれるし
全編目が離せないのは今作も同様ですわ。
書店では特等席にずっと鎮座しているし
作問者の目に触れやすいのは間違いない。
難易度分類ではやや難あたりになるかな。
以下単話&全体レビューを付けておくよ。
この生を味わいつす!と言わんばかりに人より濃いぃ人生を闊歩する少女が、今度は京都を舞台にして、思わぬ面々を嵐に巻き込みます。
失意の京大女子、超変サークル一同、他大の配信者などの個性派新キャラとの絡みが楽しいだけでなく、母視点の過去エピソードもあって、成瀬を掘り下げまくりの最終巻。
朴訥男子のほのぼの感は心地よく、そして生涯の相方の奮闘と誓いはまさに沁みまくり。
このシリーズって、読むと人生を有意義に過ごさないと勿体ないって気になりますね。
”成瀬効果”は本のページを飛び越える!

思えばきのうから会う人会う人、みんな成瀬に照らされている。ここまで名前を体現している人間はそうそういない。(本文より)