中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

すべてを照らすあかり『成瀬は都を駆け抜ける』(宮島 未奈)

ほんと成瀬さんと一緒だと思いがけないことが起こるよね。(本文より)

 

12月に出た成瀬シリーズの最終巻だよ。

 

成瀬の強烈な個性にあてられた人びとが

影響を受けまくるというお約束の展開に

いかにも終幕らしいエピソードが加わる。

 

京大生らの新たな変人たちが躍動するし

懐かしい面々も出て盛り上げてくれるし

全編目が離せないのは今作も同様ですわ。

 

書店では特等席にずっと鎮座しているし

作問者の目に触れやすいのは間違いない

 

難易度分類ではやや難あたりになるかな。

以下単話&全体レビューを付けておくよ。

 

この生を味わいつす!と言わんばかりに人より濃いぃ人生を闊歩する少女が、今度は京都を舞台にして、思わぬ面々を嵐に巻き込みます。

 

失意の京大女子、超変サークル一同、他大の配信者などの個性派新キャラとの絡みが楽しいだけでなく、母視点の過去エピソードもあって、成瀬を掘り下げまくりの最終巻。

朴訥男子のほのぼの感は心地よく、そして生涯の相方の奮闘と誓いはまさに沁みまくり。

 

このシリーズって、読むと人生を有意義に過ごさないと勿体ないって気になりますね。

 

”成瀬効果”は本のページを飛び越える!

 

待ってたのは、コレ!『やすらぎハムエッグ』

歩けよ黒髪の成瀬『実家が北白川』

会計畑の成瀬『ぼきののか』

 

『成瀬は都を駆け抜ける』感想・レビュー

 

意志力が弾ける!(2025/12発売)

 

思えばきのうから会う人会う人、みんな成瀬に照らされている。ここまで名前を体現している人間はそうそういない。(本文より)