本当は自分だって弱いのに、母は決してそれを見せまいとする。(本文より)
児童文学の精鋭が一般文芸書に殴り込み。
『この世は生きる価値がある』の著者が
別の角度から命の尊さを訴えた名作だよ。
16歳少女が日常をかなぐり捨てた末に
とんでもない非日常に触れていく筋書き。
物語の途中でアッと驚く瞬間があるよ~。
これは作品に直接触れて体感してほしい。
親世代としては決めつけがいかに子供を
傷つけるかを嫌というほど実感できたな。
自分の判断で生きる尊さも再認識したよ。
あやまちを抱えながら生き抜く大切さも。
新境地と言われる本作の難易度はやや難。
以下、どっぷり漬かった俺の心の声だよ。
ふぅ。
ようやっと物語の花園から出てこられました。
この作品、没入感がえげつないんですけど!
主人公は母とともに田舎に逃げてきた16歳。
重い十字架を背負う彼女が、思いもよらぬ経験を通じて、自らの過去と徹底的に向き合います。
命のかけがえのなさが桁違いに響く作品ですね。
まるで説教臭くない、むしろ面白すぎるストーリーに溶け込んだ教訓が、ごく自然に身体に入ってくるんです。
これは大人の階段をのぼる前にぜひ読みたい!
無論、大人世代にも強烈に推せます。
著者の引き出しの多さには脱帽するしかない!

人間はいつだって、とんでもないことをしでかしながら生きている。(本文より)