試行錯誤って時間がかかるけど、決して無駄じゃありません。むしろ自分で試行錯誤したものしか本当の意味では身につかないから。(本文より)
あと5日ほどで発売される人生応援作品。
これって中学入試がひと段落つく時期に
狙いすましたように合わせてきた感じだ。
タイトルも内容も実にタイムリーだけど
実際のところ普遍的でもあって良いよ~。
例のレビューでは内容に触れなかったが
こっちでは少し書いてみることにするよ。
伝わったのは常識を疑う知性の大切さや
ぼーっとすることの効用、心のキズへの
向き合い方など大人にも効きまくる訴え。
迷った時の選択基準なども参考になるよ。
勉強の向き合い方も理にかなっているし
困っている誰かに寄り添う話も沁みるな。
自分ごとに終始しないのはやっぱし美点。
学校法人が掲げる理念にも合致しそうだ。
これはぜひ年代を問わず手にしてほしい。
小5でも読めそうな平易な言葉づかいで
大人にも通用するエッセンスがぎっしり。
以下、高めのテンションで書いた感想だ。
ロジカルなのにカタくない!
だから心にスゥっと入りこんでくる。
小説でいえば7冊分にも匹敵するメッセージが、この1冊から伝わってきました。
この手の作品でありがちなのは「教えてやる」みたいな目線の語りですが、本作は違うんです!
まったく偉ぶらない、かといって丁寧すぎない姿勢。
みっともなさを包み隠さずにさらけ出す率直さ。
そこには不思議と温かみや安らぎが感じられました。
人柄に共感するからこそメッセージが沁みることってありますよね?
同じ言葉でも誰が言うかが大事。
その点、この著者は最初にギュッと心を掴むことで、言葉の強化に成功している印象を受けました。
しかも訴えには第三者の研究成果のようなエビデンスを添える徹底ぶり。
「私はこう思う」という主観にとどまらない、客観性の持つ説得力がメッセージに加えられているんですね。
自分らしく、未来をつかむうえで役立つ知恵が詰まった冒険の書。
これは大人になっても色あせず、ますます輝きを増す人生の海図でもあります。
いまを生きる若い世代に伝えたいことが詰まった一冊。
つらい気持ちや、やるせなさにいつでも寄り添える心のパートナーを、お手元に置いてみてはいかがでしょう?

傷つかない鋼のメンタルよりも、自分の傷すなわち自分の弱さに寄り添うことができる強さをもってほしい。(本文より)