普段、考えたこともない、生と死が、突然切実に身に迫る。(本文より)
能登の大災害を教育現場視点で描いた本。
東日本大震災の際に応援教師をした男が
能登半島地震で混乱した学校を立て直す。
一言でいえばこんなストーリーになるよ。
「臆病は最強!」や「頑張るな!」って
主人公のモットーは面白くて共感できる。
それでもメッチャ頑張っちゃうんだけど。
ボランティアの奮闘ぶりも熱いんだわ~。
本作は大人たちがだらしない面もあるが
一方でしっかりした子どもたちが大活躍。
素材文適性はちょっとありそうな感じだ。
父のチャーハンに挑戦する少年の話とか
神童女子のプレゼン周辺はどうだろうか。
終盤の子供たちの躍動も注目したいかな。
本作は様々な震災あるあるに触れられる
価値ある一冊なので読んで損はないかと。
この読書体験は実生活でも活きるだろう。
紹介作では難しいけど挑戦してほしいな。
以下、頑張りに力をもらえた俺の感想だ。
自分は能登半島地震のことを何も知らなかったのだと思い知りました。
主人公は被災した経験を生かし、人助けに情熱を傾ける元教師。
大災害を目の当たりにした彼が、現地での学校支援を求められ、ひと肌もふた肌も脱ぐというストーリーです。
見ていて愉快になるほど熱血。
けれど燃え尽きるほどではなく、己の限界を知っているところが好ましかったですよ。
避難誘導でAIを活用するなど、興味深い話題もありましたね。
大の大人が子どもに大切なことを教えられる場面では、私もシャキッとせねばと思わずにいられませんでした。
残すべき災害の記憶に触れることは、いざというときにきっと役立つでしょう。
ぜひとも「ここにいるよ」という声に、「忘れないで」という祈りに、耳を傾けてください。

大人が言ってもダメだから、彼女のような小学生に、バシッと言わせましょうよ。(本文より)