あたしは親友のためなら、牙をむく女なのだ。(本文より)
ありふれた日常の価値に気づかされる本。
たまに入試に出る作家の2月の作品だよ。
空想の話が現実の生き方を変えるような
パワーを秘めた物語だと俺は感じたわ~。
自己肯定感がかな~り強かった女の子が
不安に圧し潰されそうになっていくけど
そこからの心の動きってのがまた良いの。
読めばきっと悔いなく生きてみたくなる。
難易度はやや難、以下は感想の一部だよ。
不安やさみしさで心にあいた隙間をやさしく埋めてくれるお話ですね。
主人公は真っ直ぐな性格の少女。
大切な人を守りたい彼女が、思いがけない出会いに恵まれ、失くしかけた心からの願いを取り戻していきます。
なんてあったかいんでしょう!
しあわせな夢にひたるような、ふんわりした充実感に満たされる一冊でした。
特筆したいのはキャラたちの性格の良さ。
さまざまな不思議や奇跡の漂う世界観よりも、そこにある気持ちの通い合いこそがファンタジックで魅力的だと感じましたよ。

正直、本能がいますぐ扉を開けて、外に出るべきだと訴えるのを感じていた。だけど、引き返すわけにはいかない。(本文より)