教育界で有名な佐藤ママの本だ。
家庭教師2年、学校の英語教師2年、
そういう下地があったとは知らなんだ。
母親が極めて優秀かつ努力家、夫は弁護士、
血統書付きの子どもたちが、ことごとく活躍。
そういう絵面なんで一般化できる話じゃないぜ。
何でもマネしようとしてもうまくいかないだろうな。
とはいえ、参考にならんと決めつけるわけじゃないぜ。
特に大事なのは、できるだけ楽しく勉強できるよう、
母親として可能な限りの工夫を重ねている点だな。
嫌々やるのと進んでやるのとじゃ学習の成果に
雲泥の差が出てくるって研究もあるからな。
時間を最大限に生かす最善の方法だぜ。
最も難しい部分でもあるけどな。
夫婦は子どもの前でお互いのやり方を
決して否定しないってのも重要だろうな。
勉強はリビングでするってのも大事っぽいな。
最難関校に合格した家庭は、親の目の届く場所で
勉強してた割合が高いって他の受験本でも出てたぜ。
勉強のスケジュールを詳細かつ具体的に立てて、
その通りにやらせるってのは殆どの親には
ハードルが高すぎなんじゃねーのかな。
やっぱしごく一握りの家庭のみ
再現が可能なノウハウだぜ。
つまり結論としては・・
佐藤ママの真似は、
東大合格より
難しい。