2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ひこ・田中といえば 豊島岡女子 で 『好き、ってきつい。』が使われたな。 けどまぁ、頻出作家ってわけじゃないぜ。 『ぼくは本を読んでいる』は主人公の少年が 両親の本部屋で大切そうにしてあった児童書を コッソリ読みすすめていくっていうストーリーだ。…
渋谷幕張を超のつく名門校に 育て上げた稀代の教育者の本だ。 渋幕を開校する際には、母校麻布に 負けない自由あふれる学校にするのを 目指していたって話はこの本で知ったぜ。 著者の生い立ちの中で、麻布について 語られるくだりには引き込まれたわ。 そこ…
女の子は自信をつけるのに時間がかかり、自信を失うのは一瞬です。(本文より) 『中学受験 女の子を伸ばす親の習慣』(安浪 京子/青春出版社) 自分を過小評価していて、 劣等感を抱きやすいってのが女の子にありがちな傾向らしい。 大きな勝負には慎重であ…
ブログで有名な個別塾講師の本だ。 あけすけに本音を語るところなんかは ケシカランと感じる向きもあるだろうな。 けど、バッサリ切り捨てるのはもったいない。 イカれた親子の振る舞いは自分自身がイカれない ためにも覚えておくときっと役立つと思うんだよ…
ちゅうでん児童文学賞の大賞受賞作品だ。 前年受賞作『みつきの雪』(眞島めいり)は 学習院中等科 などでも出題された実績があるぜ。 『ベランダに~』は良質そのものの児童書なんだが、 対象年齢が少し下がる印象なんで入試に出るか微妙だ。 4・5年生にい…
SAPIXの前身TAP進学教室で 小学部代表を努め、栄光ゼミナールに 移籍した著者が書いた受験ノウハウ本だ。 大切なのは親子共々心身の健康を維持しつつ 受験を成功させることって考えに基づいてるぜ。 この先生も早めの手堅い合格で勢いをつける 受験…
ボーイの学習面では俺はクソの役にも立ってないんだが、 5月以降、塾の校舎内でいい位置になる機会が増えたぜ。 『五月の勝者』の秘訣はコレ!ってしたり顔で言いたい ところだが、実際はツートップがいなくなったせいだな。 偏差値70台の絶対王者君&か…
受験生のガス抜きをどうするか?悩ましいよな。 ボーイの運動不足解消とストレス発散も兼ねて、 ウチでは公認やつあたりイベントをやっている。 単純に、至近距離から全力でボールを投げ合う だけなんだが、こいつがものスゲー熱いんだわ。 運動の名目で、親…
高校生クイズで 渋谷幕張 と対戦した 超・名門男子校の生徒が言っていた言葉。 「共学のやつらには絶対に負けたくない!」 羨ましくて妬ましくて、憎さ100倍って感じか? まぁその学校はあえなく敗退していったわけだが。 だいたいにして男子は中学に女の子…
入試に出そうな湊かなえの新作なら、 来年の本命は『ドキュメント』かもな。 海城 や 豊島岡女子 等で出題された注目作、 『ブロードキャスト』の続編で、3月発売だ。 逆に今回紹介する『高校入試』はあんま入試に 出そうもないエンタメ色が強い作品だった…
サピックスに通う生徒から「何で勉強するの?」と聞かれたことはありませんね。「努力=苦労」と思っている保護者もいません。(本文より講師の声を引用) 途中までの印象は“広告みたいな本”だ。 サピックス→開成→東大というコースが 最も確実なエリートへの…
「合格する子ども像」をひとことで言えば強力なエンジンを体に備え、目的に向かい目の前にある道を切り拓いていく子どもです。その際、高い言語能力を駆使し他者との関係性を構築できる子どもです。(本文より) こういう子が公立中高一貫に受かるらしい。 …
先週発売の四谷大塚版『2022中学入試案内』。 上位校については合不合判定テストの追跡結果が 多く掲載されてたんで興味深く見させてもらったわ。 特に面白いのは、以下のような形式の合否分布グラフだ。 合不合判定テストの追跡調査による合否分布図(ただ…
統計的分析を生活の様々な舞台に 応用するという世界的ベストセラー。 第五章『完璧な子育てとは』に注目だな。 いわく、個性や創造性はデータで測れないが、 学校の成績なら簡単に測ることができるだとさ。 何をどうやって測定したかを少し要約してみるぜ!…
6年生の秋で偏差値28! なぜなら入試の4ヶ月前に、 いきなり受験を決めたから・・ 『ツレうつ』作者の漫画エッセイだ。 完全に親塾で走り切る話ってわけなんで ごく普通の中学受験生とはかなり違うわな? とはいえ入試直前期から本番にかけての 悪戦苦闘ぶり…
『中学受験の親たちへ』によれば2020年は 受験生男子の7人に1人が全落ちしたらしいな。 1990年代の初めのようにどこも受からない 割合が4割だった時期よりもはるかにマシだが ずっと頑張ってきてそういう結果だとキツイな。 『中学受験 SAPI…