渋谷幕張を超のつく名門校に
育て上げた稀代の教育者の本だ。
渋幕を開校する際には、母校麻布に
負けない自由あふれる学校にするのを
目指していたって話はこの本で知ったぜ。
著者の生い立ちの中で、麻布について
語られるくだりには引き込まれたわ。
そこでの幸福感が新時代の学校に
繋がってくってわけなんだな。
渋幕・渋渋は男女の仲が良いのが
有名だっていう話も知らなかったな。
仲良くしててもからかわれないんだと。
縛りのない校風の中、大人びた生徒たちが
自制のきいた自由を謳歌してそうな印象だな。
著者は道徳教育に力を入れてる話なんかも
強調してたが、俺なんかが惹かれたのは
活躍中のOBインタビューの方だわ。
特に水卜アナの飾らない言葉に
渋幕って楽しそうだなって
思わされちまったぜ?