早稲アカで看板講師だった人の本だ。
模試データに関する話が面白かったぜ。
合不合判定テストの追跡調査によればよ、
合格可能性50%以上の人の合格者に占める
割合は御三家中で63%から82%までだそうだ。
フェリス71%、浅野及び聖光学院70%、開成69%
渋幕68%、女子学院66%、早稲田及び雙葉63%
※本が出版された当時の情報という点に注意。
50%を切っててもこれだけ受かるんだから
逆転合格は不可能じゃない!って話だが、
俺なんかはどうしても逆に考えちまう。
50%未満で受かると完全に少数派、
入ったあとが悲惨だろってな。
まぁ、慶應普通部 みたいに、
50%偏差値以上の合格者割合が
45%なんて学校もあるにはあるぜ。
面接等を重視するからそうなるんだが
そのせいで逆転不合格も起きやすい訳だ。
コミュ力に自信がある子なら狙い目かもな。
模試の一番の利用価値はできない問題の発見。
事後の手当てまで手が回りそうになければ、
見送りが賢明というのは金言だろうな。
受けっぱなしになるぐらいなら
その時間勉強してたほうが、
よっぽど実になるしよ。