サピックスに通う生徒から「何で勉強するの?」と聞かれたことはありませんね。「努力=苦労」と思っている保護者もいません。(本文より講師の声を引用)
途中までの印象は“広告みたいな本”だ。
サピックス→開成→東大というコースが
最も確実なエリートへの道と主張してるぜ。
基本的にサピに都合の悪いことは書いてない。
ただ、上位クラスの授業の様子を伝える部分は
実況中継さながらで、ものすごく参考になったわ。
特にアルファの算国は教室の一体感が素晴らしいな。
双方向授業 が機能するようなクラスに入れれば、
子どもの学力の伸びに期待が持てるのかもな?
下位クラスがどうなのか判らないってのは
この本の残念な部分だと言えるだろうな。
俺としては終盤になってようやく出る
心から主張したいことに惹かれたぜ。
やっと本音が聞けたって感じてよ。
213ページ以降に要注目だな。
サピックスへは、武者修行のつもりで
夏期講習だけ通わせたことがあるんだが、
ボーイは転塾したくないって強調してたぜ。
上位のクラスにギリッギリで受かったものの、
慣れない双方向授業で、取り残されたっぽいわ。
のんびりマイペースなんで、合わなかったんだな。