中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

自然とSDGsが学べてしまう『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』(ブレイディ みかこ)

子息の学校生活を描きながら

身近なところにある社会問題を

題材にした前作は大ベストセラー

 

入試にも何校か採用してたわけだが、

今作では貧困・性別・人種などによる

不平等をさらに多く取り入れてる感じだ

 

9月発売なんで2月の入試で出るか微妙だが

SDGsはブームだしいずれは出題されるだろ。

前作より道徳色が濃くて使いやすそうだしな。

 

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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』(ブレイディ みかこ/新潮社)

 

入試に出る出ない関係なしに、自然に多様性を

学べるって意味じゃあ、いい教材だと思うわ。

 

母と子の対話の中でお互いの考えを整理し

深めていくってとこが解りやすいからよ。

 

俺にも気づきの多い読書体験だった!

印象的だったのは以下のくだりだ。

 

「俺のようになるな」って、そういうことを子どもに言わなくちゃいけない父さんの気持ちを考えると、なんか涙が出てきちゃって・・・(本文より)

 

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