中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

さらなる高みへ『金色の羽でとべ』(高田 由紀子)

弱みだと思っていることが、武器になるかもしれませんよ。(本文より)

 

YA世代向け新作が出題されやすい人

3月に発売されたバレーボール小説だわ。

 

5年生の主人公が思わぬ役割を任されて、

戸惑いながらも奮闘していくアツい話だ。

 

予想外の展開になるんで驚くと思うよ?

 

文章の難易度は中学入試出題標準レベル

一方で使えそうな部分は限定されそうだ。

バレー用語が多い箇所は選びづらいから。

 

以下に俺のレビューの後半を引用しとく。

 

主人公だけでなく、チーム一人ひとりの変化もみどころ。とことん嫌味な敵役の違った一面が描かれているところも良かったです。一生懸命になることの美しさ。喜び合うことで生まれる力。この本でぜひ感じてほしいと思います。

 

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『金色の羽でとべ』(高田由紀子/小学館