ちがうタイプだからいいのかな、とも思うの。自分には考えつかないようなことを言ったりするから、新鮮っていうか。(本文より)
たまに入試に出る作家の昨年9月の新作。
この先生は明日発売の本にも要注目だよ。
今回の紹介する作品の主人公は小6男子。
目標がある級友をまぶしく感じてた彼が、
自身を輝かせるものを見つけていく話だ。
本ができるまでの流れが解りやすくって
小4あたりでもスイスイ読めそうな感じ。
知ることのワクワク感も伝わってくるよ。
しかも、いい終わり方をするんだよな~。
俺のレビューの断片はこんなテイストだ。
本の向こうに著者だけでなく、編集者を含めたさまざまな役割の人々の貢献があると解りやすく伝えてくれる作品ですね。製本のくだりを読みつつ、この作品をひっくり返して「ほほぅ、これがその工夫の跡なのか!」と感嘆していたのは私だけではないはず。