『飛ぶ教室』(66号)も
入試に出そうなのがあるな。
特に『これはきみへの手紙』は
佐々木愛の出題実績はないものの、
使いやすそうで、しかも読ませるぜ。
出題者の目に止まってもおかしくないわ。
軽~く要約してみると、こんな感じになるな。
主人公は中2女子。学校で人気者の男子に自分と同じ秘密があると知った彼女は、理由を知りたくなり名前を伏せて手紙で問いかけます。
こうして図書室の本に手紙を挟む形で始まった往復書簡でしたが、少女が正体を明かさなかったことから、思わぬ展開を見せるのでした。
(以上、さわりを要約)
手紙の相手を誤認したまま突っ走る少年、
悪いと知りながら好奇心に負ける少女、
揺れ動く彼らの心情には要注目だ。
男子校でもこういう恋色素材
出題実績があるからな!
この66号は村上しいことかも
載ってるが昔話パロディーだし、
テストの素材にはなりそうもない。
もう一つ、出題候補を挙げるとすると
『文の手紙』(櫻井とりお)ぐらいだな。
自分の名前が好きじゃない少女ふみの話だ。
これらの短編2つとも読んでも15分かからんぞ。