中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

中学受験が悪い、のではなくて・・『サマークエスト』(北山 千尋)

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『サマークエスト』(北山 千尋/フレーベル館

 

2021.6発売

地元の図書館で

司書のお勧め本

中にあった児童書だ。

 

ここの選書は工藤直子

八束澄子が入試に出てるし、

俺としては注目してるんだわ。

 

司書と出題担当者の好む作品には

実際、似たような傾向があるからよ。

 

共通項は道徳的な要素を含んだ成長物語

『サマークエスト』もそういう部分がある。

 

bookmeter.com


海の事故で父を亡くした少年の話なんだが

受験生の親としては、彼の親友の家族に

目がいかざるを得なかった感じだわ。

 

中学受験が悪いようにも見える

書き方だが、子供の気持ちを

無視してしまう大人こそが

問題の根だったんだな。

 

受験生にはちょっと

薦めにくい本だ。

 

長男の読書備忘メモ(10月~12月)

『クラスメイツ』『ぼくのとなりにきみ』『あしたのことば』『雪のなまえ』『ヨンケイ!!』『みつばちと少年』『14歳の水平線』『世界地図の下書き』『君たちは今が世界』『金の角持つ子どもたち』『with you』『イカ荘へようこそ』『ぼくたちのP(パラダイス) 』『青く塗りつぶせ』『家族シアター』『たまごを持つように』『ロードムービー』『あと少し、もう少し』『世界でいちばん優しいロボット』『大きくなる日』『島はぼくらと』『南西の風やや強く』『スイマー』『むこう岸』『サマークエスト』『ブロードキャスト』『夜叉神川』『サクラ咲く』