中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

実はスピカは5連星『水底のスピカ』(乾 ルカ)

人の秘密は借金みたいなものだよ。連帯保証人になる覚悟はある?(本文より)

 

たまに入試に出る作家の10月発売の本。

5人の高校生男女を描いた群像劇だけど、

特に3人の女子に焦点を当ててる感じだ。

 

完全に別タイプで接点のなさそうだった

彼らがつながっていく流れはかなりいい。

 

国語の素材文に使えそうなところもある。

友情の深まりってのはいいテーマだしな。

 

ただ、小学生に見せたくない箇所もある

中高生に勧めたい本ってことになるわな。

 

以下は俺のレビューからのあらすじ抜粋。

 

札幌の高校が舞台。ミステリアスな転校生や、劣等感に溺れそうな子、重い過去をひた隠す子などを含む5人の少年少女の青春群像劇です。全くと言っていいほど異質な個性が出会い、かかわり合ううちに、自分の殻をやぶり絆を深めていきます。

 

bookmeter.com

 

『水底のスピカ』(乾ルカ/中央公論新社

 

余談だけど、おとめ座のスピカを詳しく

観測すると主星と伴星の5連星らしいな。

 

水底の・・とくればシリウスじゃない?

とか思ったが5人組の話ならしゃーない。