中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

勇気で運命を切り開く『十四歳日和』(水野 瑠見)

勉強ってのはだれにでも与えられた、一発逆転のチャンスなんだからさ。(本文より)

 

日能研の資料に、水野瑠見過去3年で

9校も使われてるとあって驚かされたわ。

 

なんせこの著者、1冊しかない人だから。

全部が全部『十四歳日和』ってことだろ。

 

となりゃ引き続き要注目ってことになる。

 

読めば先生達が気に入る理由がわかるよ。

1冊しかないその1冊が抜群なんだって。

 

俺が昔書いたレビューの一部はこんなだ。

 

中学入学を機にイメージを一新し、地味な親友との距離が開いた主人公。中2になった彼女が、せっかく手にした地位を捨ててまで進むと決めたのは、周囲からは意外に見える道なのでした。

 

bookmeter.com

 

『十四歳日和』(水野瑠見/講談社

 

ところでジェンダーフリーアンソロジー

という5月発売の短編集の著者のなかに

水野瑠見の名前があって気になってるよ。

 

新作じゃない短編が来るんだろうけどな。