中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

答えはすぐには見つからないさ『屋根に上る』(かみや としこ)

何もできなくてもいいんだよ。たった一人でいい。つらいときに気にかけてくれる人がいれば、問題が解決できなくてもずいぶん救われるんだよ。(本文より)

 

受験業界じゃノーマークの著者だろうけど

児童文学の賞をとった新作だし出るかな?

 

今年の入試で出題数5位(日能研調べ)の

『ベランダに手をふって』等も受賞ゆえに

入試出題者の目にとまったっぽいからよ~。

 

『ベランダに手をふって』(葉山 エミ) - 中学受験と児童書と

 

『屋根に上る』は老人と少年二人の交流を

描いた本だが、優しさいっぱいの物語だわ。

 

門中でくすぶってた少年の人付き合いが

祖父の弟子だという老人とかかわるうちに

どう変化していくのかに注目しときたいぜ。

 

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『屋根に上る』(かみや としこ/学研プラス)