中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

出題されるかもしれない新刊本(2023年7月前後)

2023年の三田国際の入試素材にあの

『ワンピース』が使われててビビったわ。

 

4ページにわたって漫画が載ってんのよ。

セリフから意図を・・・とかしてんのよ。

 

第2回入試の国語素材に『ワンピース』

 

さて、いつもの本題にもどりますよっと。

 

芥川賞直木賞候補作が本日発表された。

これも踏まえた気になる新作は以下だよ。

 

追加で判明したらこの記事に加える予定。

 

6/21発売 ☆ 先行レビュー済 ☆

『人魚と過ごした夏』(蓮見 恭子)

『襷を、君に』の著者が贈る青春群像劇。

 

6/22発売 ☆ 先行レビュー済 ☆

『金曜日のあたしたち』(濱野 京子)

高校受験で挫折した主人公の再生の物語。

 

6/22発売

『虹色のパズル』(天川 栄人)

数学ガールと叔父のとびっきりの夏休み。

 

6/26発売

『おくることば』(重松 清)

書き下ろし作品の『反抗期』を含む6編。

 

6/28発売 ☆ 先行レビュー済 ☆

『ステイホーム』(木地 雅映子)

学校が苦手な少女がコロナ禍で自分磨き。

 

6/28発売

『教室のゴルディロックスゾーン』(こざわ たまこ)

好素材を予感させる中学生達の連作短編。

 

6/29発売 芥川賞候補作

『それは誠』(乗代 雄介)

修学旅行の高校生が小さな冒険を試みる。

 

6/30発売

『この夏の星を見る』(辻村 深月)

全国の星好き中高生を描く超期待の新作。

 

7/7発売

『獣の夜』(森 絵都)

7つの短編のなかには小4視点の作品も。

 

7/20頃発売見込 ☆ 先行レビュー済 ☆

『リラの花咲くけものみち』(藤岡 陽子)

祖母に救い出された少女は獣医を目指す。

 

7/24発売

『私たちの世代は』(瀬尾 まいこ)

当代最頻出作家がコロナ禍の日々を描く。

 

7/24発売

『アゲイン』(あんず ゆき)

コロナ禍で崖っぷちの家族はどうなる?

 

7/28発売 ☆ 先行レビュー予定 ☆

『藍色時刻の君たちは』(前川 ほまれ)

3人のヤングケアラー達が直面する現実。

 

8/4発売

『百年の子』(古内 一絵)

出版社の若手社員が児童誌の変遷を追う。

 

8/4頃発売見込

『夜空にひらく』(いとう みく)

事件を起こした少年を描くシリアス作品。

 

8/30発売

『最高のともだち』(草野 たき)

強烈な魅力に溢れる少年との秘密の友情。

 

8/31発売 講談社児童文学新人賞佳作

『波あとが白く輝いている』(蒼沼 洋人)

小6生が震災後初の学校祭開催を目指す。

 

毎度言ってるが、未読の作品が多いんで

出題向きじゃないのも多分混じってるよ

 

芥川賞直木賞候補作の中では入試素材としての注目度が高め?

 

発売済みで今後レビューしたい新作

『ぼんぼん彩句』(宮部 みゆき)

『物語の種』(有川 ひろ)

『鳥』(小手鞠 るい)

『ギフテッド』(藤野 恵美)

『月の立つ林で』(青山 美智子)

『この世の喜びよ』(井戸川 射子)

 

紹介作品からの出題(2023年度中学入試の国語出典)

三田国際を扱った過去記事(或る元サピ女子の再起)