中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

出題されるかもしれない新刊本(2024年7月前後)

7月発売の本はちょっと少な目のようだ。

 

いつも言ってるが、大部分が未読なんで

多分出題向きじゃない本も混じってるよ

 

7/1発売

『いつか、あの博物館で。: アンドロイドと不気味の谷』(朝比奈 あすか)

4人の中学生男女の3年間を描く群像劇。

 

7/18発売 ポプラ社小説新人賞奨励賞

『夏のピルグリム』(高山 環)

居場所も気力もなかった中1女子の旅路。 

 

7/19発売 ☆先行レビュー済☆

『夜と跳ぶ』(額賀 澪)

年の差バディが夜の街並を背に宙を舞う。

 

7/25発売

『6年3組さらばです』(吉野 万理子)

完結?卒業を迎える子どもたちの15編。 

 

8/7頃発売

『常夏荘物語』(伊吹 有喜)

10歳で邸宅に引き取られた少女の未来。

 

8/7頃発売

『春、出逢い』(宮田 愛萌)

崖っぷち文芸部は短歌甲子園を目指す?

 

8/8頃発売 ☆先行レビュー済☆

『みかんファミリー』(椰月 美智子)

中1女子は自由すぎる母に振り回されて。 

 

8/8頃発売 ☆先行レビュー済☆

『いつか月夜』(寺地 はるな)

迷える青年の真夜中散歩が運命を変える。

 

8/8頃発売

『全校生徒ラジオ』(有沢 佳映)

過疎の村の中学生たちが過ごす濃密な夏。

 

8/20頃発売

『灯』(乾ルカ

孤独だった高2女子の進む道を照らす光。

 

8/21頃発売

『風花、推してまいる!』(黒川 裕子)

演劇一座の子に出会い心が乱れる6年生。

 

8/22頃発売 講談社児童文学新人賞大賞

『王様のキャリー』(まひる)

eスポーツにはまる中2男子の友情物語。 

 

9/19頃発売

『くらくらのブックカフェ』(廣嶋玲子、まはら三桃、濱野京子、工藤純子、菅野雪虫

ぐるぐるの図書館シリーズの第四弾登場。

 

9/27頃発売

『銀樹』(森埜 こみち)

情報は全くないが題名から高学年以上か。

 

7月の目玉はコレかな~?

 

朝比奈先生はタイトルがSFっぽいけど

中学生たちの重厚な青春譚になるかも?

7月の新作の中では最も注目しているよ。

 

高山先生はあらすじから好感触を得たよ。

装画の美しさも目を惹く期待の新作だわ。

 

吉野先生の15短編は引続き要チェック。

まるっと問題文に使える作品はあるか?

 

椰月先生はかな~り入試素材文によさげ。

春発売ならド頻出になっていた可能性も。

 

寺地先生はどちらかというとオトナ向け。

主要人物の一人に中学生の少女もいるよ。

 

黒川先生はユニークな成長物語のようだ。

 

まひる先生は新鮮さが抜群の題材&展開。

 

森埜先生は発売日以外の情報は全てナゾ。

 

今後の新作リリース情報は、判明し次第

この記事にどんどん書き加える予定だよ。

 

発売済みで今後レビューしたい新作

『続 窓ぎわのトットちゃん』(黒柳 徹子)

『うまいダッツ』(坂木 司)

『われは熊楠』(岩井 圭也)

 ほか6月下旬発売分を中心に多数

 

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