中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

ひらける友情の可能性『文通小説』(眞島 めいり)

デビュー作も2作目も出題された作家

5月に発売されたばっかしの作品ですわ。

 

主人公は進路に迷う中学3年生なんだが、

彼女は人間関係の過ちを通じて友達とは

どういうものか見つめ直してくんだよな。

 

主人公が辿りつく新しい友情のカタチは

生きていくうえで羅針盤にすらなりそう。

 

純粋にためになるから薦めたい作品だね。

 

文章の難易度は入試素材文の標準レベル。

俺のレビューの出だしはこんな感じだわ。

 

心からの友達ってどんなどんなもの?その一つの答えをくれる作品でした。主人公は親友の急な転校に揺れる中学3年生。喪失感で前に進めなくなっていた彼女が、親友とのやり取りの中で自分に欠けていたものに気づき、尊い一歩を踏み出すまでを描いた作品です。

 

『文通小説』感想・レビュー

 

帯でもデビュー作の頻出ぶりをアピール