中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

心に勇気を灯してくれる『ひとりかもしれない』(岩瀬 成子)

わりと入試に出る作家の6月発売の作品。

難易度は3~4年でも十分いけそうだよ。

 

この先生ってば、いつも思うんだけどよ、

中学年の子に心情の揺れを伝えるのって

言葉選びからして半端でなく難しいけど

今作でも見事にやってくれてるんだわ~。

 

特に子ども同士のトラブルシーンが抜群

主人公が勇気を出す場面もスンバラスィ。

 

子どもの心の成長にも役立ちそうな本だ。

俺のレビューの前半部分は以下のとおり。

 

3~4年生の子に優良図書を薦めるなら迷わずコレですね。主人公は母の再婚に揺れる小学4年生。素直な気持ちを人に伝えられない彼女が、まったく違うタイプの少女や、優しく気遣ってくれる父との日々の中で、力を得て、心を解き放っていくという物語です。

 

『ひとりかもしれない』感想・レビュー

 

注目キャラは主人公が憧れる少年(2023/6発売)