中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

アクシデントが最高すぎる『カーテンコールはきみと』(神戸 遥真)

まったくちがう役をやれば自分を変えられると思っていた。でも実際はそんな簡単じゃない。(本文より)

 

出題はまれだけど注目してる作家による

今週のなかばに書店で並び始める新作だ。

 

意外な組み合わせの二人が困難を越えて

崖っぷち演劇部に新しい風を送るって話。

 

波乱に満ちたストーリー展開がアツいよ。

 

頑張るだけでなく頑張り方を考えないと

みたいなくだりもあって子どもによさげ

 

これ読んだら劇部いいかもってなりそう。

 

素材文適性はこの先生の中では高めだよ。

とくに躍動感あふれる7章に注目したい。

 

主人公が仲間の新しい一面に気づいたり

自分自身の殻を破ったりする章だからよ。

 

俺のレビューのラストはこんなノリっす。

 

そこのアナタ、演劇とは他人を演じることだと思ってませんか?もしそうなら、この本の主人公のひらめきには、ぜひ注目してください。

 

『カーテンコールはきみと』感想・レビュー

 

楽しい読書にピッタリ(10/18発売予定)