中学入試でも注目され始めた作家の新作。
LGBTのみならず生きづらさを抱える
多くの人びとの共感が得られそうな本だ。
ジェンダーフリーが深掘りされててイイ。
終盤なんて大人世代も必見だと感じたよ。
タイトルに込められた想いってのも粋だ。
頭の固い教員は見向きもしないだろうが、
こういう本はもっと注目されて欲しいわ。
出題の面では『リケジョって何ですか?』
って章なんかが使えそうな気がするな~。
まぁ、選びづらいのはわかるんだけどよ。
俺はレビューの書出しをこんな風にした。
主人公は自分を偽って周囲に溶け込もうとする中学二年生。世間の同調圧力に息苦しさを感じる彼女が、女装する奔放な叔父との出会いで、自分らしく生きることの意味を見つめ直します。
この先生、9月には高校天文部を描いて
好評だったあの本の続編が発売予定だよ。