中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

スルーされて欲しくない『虹色のパズル』(天川 栄人)

中学入試でも注目され始めた作家の新作。

 

LGBTのみならず生きづらさを抱える

多くの人びとの共感が得られそうな本だ

 

ジェンダーフリーが深掘りされててイイ。

終盤なんて大人世代も必見だと感じたよ。

 

タイトルに込められた想いってのも粋だ。

 

頭の固い教員は見向きもしないだろうが、

こういう本はもっと注目されて欲しいわ

 

出題の面では『リケジョって何ですか?』

って章なんかが使えそうな気がするな~。

まぁ、選びづらいのはわかるんだけどよ。

 

俺はレビューの書出しをこんな風にした。

 

主人公は自分を偽って周囲に溶け込もうとする中学二年生。世間の同調圧力に息苦しさを感じる彼女が、女装する奔放な叔父との出会いで、自分らしく生きることの意味を見つめ直します。

 

『虹色のパズル』感想・レビュー

 

発達障害もサブテーマ(6/22発売)

この先生、9月には高校天文部を描いて

好評だったあの本の続編が発売予定だよ。