中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

温もりの極致、入試定番作品8選より『みつきの雪』(眞島 めいり)

ちゅうでん児童文学賞の大賞作品ですわ。

公式情報によれば以下の出題実績だとか。

 

2021年入試

関西大倉甲陽学院追手門学院、実践女子、田園調布学園、聖ヨゼフ学園、学習院中等科、吉祥女子、佼成学園

 

2022年入試

新潟大学附属新潟、清風、静岡県西遠女子学園、目黒星美(現サレジアン国際世田谷)、関東学院

 

2023年も使われてたし大変な人気だ

 

田舎町で傷ついた心を抱える少年少女が

心を通わせる話だが、これが清々しくて

かつジワっと胸に響いてくるんですわ~。

 

大人でも十分に楽しめる作品だと思うね。

 

入試に出る物語文の中では文章はやや難。

俺が昔書いたレビューはこんな出だしだ。

 

信州が舞台。わけあって山村留学して来た子を避けていた主人公の少女は、ふとしたきっかけから彼と親しくなります。非の打ちどころのない少年だと思われていた彼には、ひた隠しにしてきた古傷がありました。(2020/11/28投稿)

 

『みつきの雪』感想・レビュー

 

寒くても、心は温かく(2020/2発売)

入試定番作品8選

『逆ソクラテス』(伊坂 幸太郎)

『十四歳日和』(水野 瑠見)

『小学五年生』(重松 清)

『給食アンサンブル』(如月 かずさ)

『家族シアター』(辻村 深月)

『朔と新』(いとう みく)

『みつきの雪』(眞島 めいり)

『雲を紡ぐ』(伊吹 有喜)