中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

心に芯を入れてくれる『鳥』(小手鞠 るい)

たまに出題される作家の5月の新作だわ。

中2の少女たちの国境を越えた交流の話。

 

お互いに詩を送り合ったりするんだけど

短い詩に凝集された想いがスゲーんだわ。

 

うっわ、この詩一番イイ!とか思ったら

その後で軽々と上回ってきたりするしよ。

ラストの詩のメッセージは特に響いたな

 

そんな彼女たちのやり取りが楽しい本だ。

 

以下は俺のレビューの真ん中あたりだよ。

 

小鳥の習性が面白い!例えば他の動物の鳴きマネをしたり群体を装う話だとか、自分の羽毛をむしって雛の寝床に敷く話など。

 

『鳥』感想・レビュー

 

生命のはかなさと尊さを教えてくれる