新米作家の1月に発売された2作目だわ。
これは紹介するかどうか、かなり迷った。
出題実績ナシ、官能要素アリだったんで。
大人パートと中学生パートに分かれてて、
前者は子供向けでない描写が一部あるが、
後者は素材文適性が抜群なんだもんな~。
不登校の少女とワケあり少年の間接的で
継続的なかかわりが、心に沁みる沁みる。
それを見守るあんちゃんも抜群にいいよ。
これはうまく切り取れば良質素材になる。
作問者が気づく可能性は低いんだけどな。
はじめの方にすこしだけ難所があるんで
俺のレビューの結びはこんな感じにした。
物語の序盤には放り出したくなる箇所があるかもしれませんが、止まらず、その先へ進むことを薦めたいですね。ラストでは鳥肌が立ちましたから。