中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

元・頻出作家、久々のスマッシュを放つ『青く塗りつぶせ』(阿部 夏丸)

入試で出そうな本を

アマゾンで検索すると

コレもと表示される本だ。

 

都会の学校で傷ついた少年が、

開放感溢れる島で奇跡のような

体験をするっていうストーリーだ。

 

注目したいシーンの要約はこんな感じ。

 

社会の自習時間に将来のことを話し合う5人。話題はいつしか、そこにいるべきもう1人の級友に及びます。それは、両親を亡くし、借金を抱えた祖父を助けようと漁にいそしむ少年のことでした。このままでは不登校の彼は本土の施設に入れられてしまうといいます。力になりたいと団結した彼らは、大人たちも驚くようなアイデア勝負に打って出ることにします。

(以上、注目のシーンを要約)

 

家のために学校へ行かず働くことの

是非を主人公が母と語らう場面も

要注目っぽい感じではあるぞ。

 

小5レベルで対応可能な

読書しない男子にも

お薦めの一冊だ

 

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『青く塗りつぶせ』(阿部 夏丸/ポプラ社

 

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