おいしいという言葉はいつでも私を助けてくれる。(本文より)
ポプラ社小説新人賞の受賞作品なんだが
書店の扱いが大きいし良く売れてそうだ。
いいクチコミも急拡大中だったりするよ。
途中まではこの設定は何?なんで受賞?
とか感じてたけど尻上がりに良くなるわ。
自分も誰かの心のよりどこりになりたい
な~んて気持ちにさせてくれる本だった。
明日を生きる勇気をもらえそうでもある。
新人の作品ながら注目度は高めだろうな。
マイレビューの書き出し部分はこんなだ。
若すぎる3人が身を寄せ合うようにして営む惣菜店が舞台。身勝手な大人たちに振り回され、狭い世界の中であがいていた彼らが、外に目を向けしっかりとした一歩を踏み出せるようになるまでを描いた作品です。