中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

中学生は怖い?『教室に並んだ背表紙』(相沢 沙呼)

f:id:yuki-to-kaze:20220114212821j:plain

『教室に並んだ背表紙』(相沢 沙呼/集英社

 

中学受験鉄人会の出題予想で6位になり、

サピックスオープンでも使われた作品だ。

 

不器用で自分に自信の持てない少女達が、

学校司書との関わりでいい刺激を受ける。

簡単にまとめちまうとこんな短編集だわ。

 

もともと内向的だったり、内向的になら

ざるを得なくなった主人公の割合が高め。

 

いじめ描写とかメチャメチャ怖いんだが、

各話とも終盤には光が差してくるんだな。

 

そのあたりこそが狙い目っぽい感じだぜ。

 

bookmeter.com

 

長男の読書備忘メモ(1月)

『わたしのあのこ あのこのわたし』(岩瀬 成子)

『教室に並んだ背表紙』(相沢 沙呼)

『駒音高く』(佐川 光晴)

西の魔女が死んだ』(梨木 香歩)

『終わらない歌』(宮下 奈都)

『なつかしいひと』(宮下 奈都)

 ※短編集『つぼみ』所収