まれに入試に出る作家の6月発売の新作。
オカルトっぽい題名だが中身はノーマル。
読書感想文コンクールの課題図書になる
のではという声があったんで読んでみた。
良書なら出題者の目に止まると思ってよ。
正直、終盤になるまで高評価される点が
わからなかったが、中学校の人間関係を
掘り下げたいじめ事件の部分で納得した。
もし出題されるとしたら、終盤かもな?
オレのレビューはこんな感じではじまる。
迷信深い地域に伝わる土地神のような獣が捕獲されたことで、町が異常な熱気に包まれます。主人公は宮司の家に生まれた中2男子。不本意にも「オオカミさま騒ぎ」に巻き込まれることになった彼が、身を乗り出して生贄の儀式に抵抗し、町の空気を変えていくきっかけをつくります。