中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

地道に、こつこつがいい『博士の長靴』(瀧羽 麻子)

本人の得意なことを好きにやらせるのが、結局は息子のためになるんじゃないかと。(本文より)

 

『たまねぎとはちみつ』が2020年に

4校で出題されてる注目作家の新作だわ。

 

狙い目は博士の弟子が主人公の章かもな。

彼が博士の中三の息子の家庭教師になり、

やる気のない相手に苦労するあたりとか。

 

地域防災の話に、博士の孫娘が登場する

章なんかも後半が素材にしやすそうだわ。

 

以下は俺のブックレビューの書き出しだ。

 

気象学に生涯をささげた博士と周囲の人々の生き様を、さまざまな視点から描いた60年超にもわたる物語。研究一筋で人に関心が無さそうな博士が、ここぞというときに見せる不器用な優しさがいいですね。

 

bookmeter.com

 

『博士の長靴』(瀧羽 麻子/ポプラ社