中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

しとしと、しとしと、胸に迫る『雨の日が好きな人』(佐藤 まどか)

ウソでも笑っていると、だんだん本当に気分が良くなってくる。小さいころから、そうやって嫌なことを乗り越えてきた。(本文より)

 

そこそこ入試に出る作家の10月の新作。

9月以降発売の本は来年の表に使うんで、

2023年入試の出典予想には入れない。

 

試験で凄く使われそうだとは思わないが、

平易なので佐藤まどか入門によさそうだ

 

体が丈夫なのがとりえという小6女子に、

家庭の事情で病弱な姉ができるって話だ。

 

ほんわか姉妹愛が微笑ましい部分もある。

まぁ、病状は笑いごとじゃないわけだが。

 

姉との出会いで、学校や家庭での生活に

どんな変化が起きるかに要注目だろうな。

 

俺のブックレビュー(前半)はこれだわ。

 

母の再婚で、生まれてからずっと病院で暮らすという姉ができた小6女子が主人公です。会わせてもらえない姉のために構われることが減りモヤモヤしていた彼女でしたが、勝手に行った入院先では思ってもみない体験をするのでした。

 

『雨の日が好きな人』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター (bookmeter.com)

 

NetGalleyにて読了