中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

人生を豊かにするアイデア『今日もピアノ・ピアーノ』(有本 綾)

自分で考えて、自分で決めたほうが、後悔しないし、なにより一生懸命になれるからね。(本文より)

 

小川未明文学賞大賞作品がついに出たよ。

この賞は受験界でも注目度高めだろうな。

 

嫌々受験塾通いしている少年の話だから

ああ、後半で自己主張して撤退するん?

と思ったら、流石は大賞作、テンプレと

一味ちがうストーリーを見せてくれるよ

 

文章難易度は4相当でかなり平易な部類。

5年生でも十分に読めそうなレベルだわ。

 

新人の作品ながら素材文適性もありそう

 

俺のレビューの序盤だけ以下につけたよ。

 

自分で考え、行動に責任を持つことの尊さを教えてくれる作品ですね。主人公は小学六年生。なにごとにも中途半端だった彼が、偶然耳にしたストリートピアノの音色に魅了され、奏者のおじいさんと親しくなったことで、平凡な日常に鮮やかな色彩が加わります。

 

『今日もピアノ・ピアーノ』感想・レビュー

 

心に灯るあたたかさ(2023/11発売)