中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

出題されるかもしれない新刊本(2024年3月前後)

3月の新刊も現在判明分では少な目かな。

追加でわかったらこの記事に書き足すよ。

 

毎度言ってるが、未読の作品が多いんで

出題向きじゃないのも多分混じっている。

 

2/26発売

『なんでもないあの人』(濱野 京子,林 けんじろう,椰月 美智子,昼田 弥子)

『きらいなあの人』(工藤 純子,蓼内 明子,花里 真希,黒川 裕子)

君色パレットシリーズから二冊同時発売。

 

2/26発売

『カラフル』(阿部 暁子)

高校入学の日、二人は事件を機に出会う。 


2/26発売

『17シーズン 巡るふたりの五七五』(百舌 涼一)

俳句で未来を切り開く中学生たちの物語。

 

2/29発売 ☆先行レビュー済☆

『さよならミイラ男』(福田 隆浩)

いじめられっ子が見つけたものの正体は。

 

2/29発売

『小田くん家は南部せんべい店』(髙森 美由紀)

せんべい屋少年の成長を描いた家族小説。

 

3/6発売

『ともだち』(椰月 美智子)

仲良し6年生の友情は事件でどうなる?

 

3/13発売 ポプラ社小説新人賞特別賞

『遠い町できみは』(高遠 ちとせ)

大人の都合に振り回される小学六年生達。

 

3/27発売

『スタート』(楠 章子)

子どもの危機に差し伸べられる怪しい手。

 

4/11発売 ☆先行レビュー済☆

『真実の口』(いとう みく)

中学生たちが保護した少女はもしかして。

 

4/17発売

『天国からの宅配便 時を越える約束』(柊 サナカ)

真心があったかい天宅シリーズの三作目。

 

4/24発売

『透明なルール』(佐藤 いつ子)

一軍ぽさを演じる少女が自分の殻を破る。

 

5/23発売

『6days 遭難者たち』(安田 夏菜

高校生の日帰りゆる登山で起こるまさか。

 

5/23頃発売 ☆先行レビュー予定☆

『ぼくの色、見つけた!』(志津 栄子)

色覚障がいの少年は苦難の先に何を見る。

 

5/23発売 ちゅうでん児童文学賞大賞

ブルーラインから、はるか』(林 けんじろう)

少年たちが挑戦するのは意外な自由研究。

 

気になる作品の一つ(2/26発売予定)

 

君色パレットシリーズは入試でよく見る

豪華な作家陣に思わず鼻血ブーしそうだ。

多分3~4年生でも読める短編集になる。


『カラフル』はチラ見の印象では好感触。

これについては後日詳しく書いていくよ。

 

『17シーズン~』は著者初のYA作品。

句会を描く場面などもあり面白そうだわ。

 

『さよなら~』はSF的なタイトルだが

思わぬ展開を見せていくオススメ作品だ。


『小田くん家~』は題名が低学年向けに

見えるが家族愛と友情を描いた長編モノ。

ちょっと凄いことになる可能性アリかな。


『ともだち』は旧作が頻出の先生の新作。

毎日小学生新聞連載作でおそらく平易だ。

テーマがいいしこれも期待値が高いよ~。

 

『遠い町で~』は良さげなデビュー作だ。


なお、『きみの鐘が鳴る』の尾崎先生が

連載開始した『トロフィーキッズ』だが

この中受小説は第一話だけ今なら読める

 

発売済みで今後レビューしたい新作

『続 窓ぎわのトットちゃん』(黒柳 徹子)

『風に立つ』(柚月 裕子)

『成瀬は信じた道をいく』(宮島 未奈

『うたう』(小野寺 史宜)

『17歳のビオトープ』(清水 晴木)

『川のある街』(江國 香織)

 

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