中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

少年の本気度『アオナギの巣立つ森では』(にしがき ようこ)

身近にある物を見直すきっかけになる本。

たまに出題される作家の10月の作品だ。

 

素材文適性はそれなりにありそうな印象。

文章難易度は5年生でも読める水準だよ。

 

オオタカや刀鍛冶がいる土地が舞台ゆえ

非日常な暮らしぶりが新鮮に映るだろう。

 

自然界と人の身勝手さの相克も見どころ

 

目標を見つけて目の色が変わる主人公に

読んでるこちらまで影響されそうな物語。

 

俺のレビューの内容紹介パートがこれだ。


主人公は本気になれるものが何もない小学6年生。まわりの子との温度差に焦りを抱いていた彼が、夢に真っ直ぐな少女や、世にも珍しい生き物などと関わるなかで、とことん熱くなれる道を見つけていくストーリーです。

 

『アオナギの巣立つ森では』感想・レビュー

 

平和な森に迫るのは・・・(2023/10発売)