中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

共学校に行きたくなる一冊 『おなやみ相談部』(みうら かれん)

bookmeter.com

 

小4おませ女子が学校司書に薦めたっていうんで読んでみたぜ。

まぁ、高学年女子の共学校へのモチベーションを上げられそうな本だな。

「なんだか中学って楽しそうって思ってもらえれば儲けモノだ。

 

中1なのにわけのわからない部の部長を任されることになった主人公が

変な仲間とともに、校内のモンダイ解決に奔走するって筋書きだ。

 

恋味がほんのり控えめなのも、親目線だと安心感アリだ。

あんまし読書好きでなくてもでサラッと読めそうな軽さが魅力だ。

 

入試にはたぶん出ないけどな。

 

まぁ、読書で学力が上がるって実証されてんだから、

勉強の合い間、気晴らしに本読める子はある意味最強だろ。

 

入試に出る作品で、共学校へのモチベーションを上げられそうなのは、

成城中 (男子校) や 東京都市大学付属中 (男子校) で出題された物語文だ。

 

こいつは別の機会にとり上げるぜ。

 

f:id:yuki-to-kaze:20210109113508j:plain

『おなやみ相談部』(みうら かれん/講談社