中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

品川女子学院中 で出題『純喫茶パオーン』(椰月 美智子)

『しずかな日々』だとか『14歳の水平線』なんかで

前に入試出題の定番中の定番だった先生の作品だ。

 

『純喫茶パオーン』って本が何を描いてるのか

ヒトコトで言やあ、少年が大人になる過程で

経験する奇妙で愉快な体験ってところだ。

 

シナジョの出題箇所よりも前になるが

入試で出そうな部分があったんで、

またちょっと要約してみたぜ。

 

祖父が営む昔ながらの喫茶店パオーン。そこに入り浸っていた主人公の幼馴染のうちの一人が、別の中学に入ってから急に疎遠になった。いつのまにかライングループは退会してるし、すれ違っても無視される。納得いかない主人公は、もう一人の仲間に不満をぶちまけた。(中学生編の本文を一部要約)

 

主人公の話を受け止めた友人の反応に

に成長を感じ、自分も変わらなければと

思うもののスッキリはできないという心情。

 

まぁ、この辺なんかは狙い目なんじゃねーかな?

 

物語は小学生編、中学生編、大学生編という三部構成。

シナジョも使った中学生編がわりと出題しやすそうだぜ。

 

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『純喫茶パオーン』(椰月 美智子/角川春樹事務所)

 

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