中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

天才児にとっての中学受験『才能の見つけ方 天才の育て方 アメリカ ギフテッド教育最先端に学ぶ』(石角 友愛)

親が全くギフテッドに関して無知であった場合、悲しいことですが、子どもを「扱いにくい問題児」とみなしたまま一生を終えてしまうこともあるのです。(本文より)

 

ギフテッドとは簡単に言えば天才児だな。

尋常でないこだわりが彼らの多くにあり、

それが上手く活かせれば幸せにもなれる。

 

恵まれた能力を伸ばすためには、特性を

理解して環境整備する必要があるそうだ。

 

認知行動・整理整頓・人格形成に関わる

脳の部位はIQの高い子の方が普通より

4年も成熟が遅いってのは衝撃的だった。

 

このせいでギフテッドの多くは学校では

問題児と誤解され評価されにくいらしい。

 

アメリカと違って日本にはギフテッドに

特別な教育を施すシステムはほぼ無いな。

 

普通学級から外して、LDの子と一緒に

点つなぎさせてた例さえあるらしいしよ。

公教育一本だと伸びる機会を失いかねん。

 

中学受験は、浮きこぼれ出木杉君には

丁度いいギフテッド教育になるかもな?

 

著者は中学受験のちの字も言ってないが。

 

『才能の見つけ方 天才の育て方 アメリカ ギフテッド教育最先端に学ぶ』(石角 友愛/文藝春秋