中学受験と児童書と

「中学受験」と「児童書」について真面目に考え、気楽に吐き出す

胸を張れ、少年たち『ふたりのえびす』(高森 美由紀)

オレだけじゃない。ほとんどの子はキャラをかぶっている。演じている。素で生きられるほど、小学生ライフはあまくない。(本文より)

 

小5レベルでも十分に読めるお楽しみ本。

 

今年の入試で使った学校もあったんだが、

課題図書になり一層注目されそうな感じ。

 

対照的なキャラにみられてる男子2人が、

伝統芸能に打ち込む中で気づきを得てく。

 

挑戦がカッコよく描かれててよさげだよ。

俺のレビューの真ん中へんはこんな感じ。

 

気持ちを前向きにさせてくれる本ですね。絡まった糸が急速にほぐれていくような終盤はスカッとするほどの鮮やかさ。堂々と並び立ち、心を込めて舞う二人の少年の姿が目に浮かぶようでした。

 

『ふたりのえびす』感想・レビュー

 

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