今年の本屋大賞2位になったバカ売れ本。
スパイという語を見てチェック対象から
外してた作品だが読書感想文コンクール
高校の部課題図書にもなったんで読んだ。
書店の目立つ場所にずっと置かれてたし
高校課題図書は割と入試で使われるから
たぶん作問者も気づきはすると思ってな。
で、感想いうとメチャメチャ面白れーわ。
もうね、語彙力吹っ飛んじまうほどだよ。
素材文適性はあんまし高くないんだけど
師匠が初めて海外経験を語る場面などは
傍線引っ張って心情を問うのによさげだ。
俺のレビューの概要部分はこんな感じヨ。
過去に縛られ雑に日々をやり過ごしていた男が、音楽を通じた出会いで自分を取り戻していく物語です。主人公は著作権団体の職員。証拠固めのため身分を隠して音楽教室へ潜入することを打診された彼が、言われるがまま乗り込み、師や弟子たちと触れ合ううちに、心からやりたいと思えることに目覚めていきます。
なお、本日例の表に12作品を追加して
本屋大賞がらみのコメントも追記したよ。
国語出典予想ランキングへの追加分
21位『水車小屋のネネ』(津村 記久子)
27位『かたばみ』(木内 昇)
63位『クロワッサン学習塾』(伽古屋 圭市)
76位『M』(岩城 けい)
78位『ひとりかもしれない』(岩瀬 成子)
80位『伝言』(中脇 初枝)
87位『川のほとりに立つ者は』(寺地 はるな)
88位『あなたはここにいなくとも』(町田 その子)
91位『鈴の音が聞こえる 伝えるということ』(辻 みゆき)
92位『付き添うひと』(岩井 圭也)
93位『ぼくらはまだ少し期待している』(木地 雅映子)
95位『金環日蝕』(阿部 暁子)